http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080819-OHT1T00058.htm
それと、第32回の「桜田門外の変」が、あまりにも良かったことによる流れもあるかと思います。何しろ、8月16日(土)の再放送でさえも、10%を超え、10.9%となっているのですから。8月9日(土)の第31回「さらば幾島」の再放送は、5.9%でしたから、2倍近くになっています。
また、オリコンの記事では、「『篤姫』が今年度No.1平均視聴率獲得!! 00年以降大河作品の中でもトップに」とあり、2000年代の大河ドラマの最高視聴率である、『利家とまつ 加賀百万石物語』の27.6%を上回ったとありますね。『篤姫』の視聴率推移のグラフもあり、とてもわかりやすいです。
http://contents.oricon.co.jp/news/movie/57343/full/
さて、それでは、感想の続きです。前回の記事は、こちらです。
http://fractal2.blog116.fc2.com/blog-entry-64.html
和宮降嫁の内定は、すぐに江戸に伝えられた。
老中・安藤信正(白井晃)は、天璋院(宮崎あおい)に「徳川幕府を守るための、これが唯一無二の策なのです」
白井晃さんは、宮崎あおいさん主演、To Be Continuedのボーカルの岡田浩暉さんら出演のミュージカル、「星の王子さま」の演出をされた方です。
天璋院は、将軍・徳川家茂(松田翔太)の考えを聞く。
家茂「唯一無二の策…」
天璋院「本当によいのですか? 婚儀にせよ、攘夷にせよ、矢面に立つのはそなたなのですよ」
家茂「母上様、わたくしは今、こう考えております。この婚儀を、朝廷と幕府の架け橋にできぬものかと」
天璋院「架け橋」
家茂「今の時勢に照らせば、攘夷など、とてもかないません。このことを和宮様から、帝にお伝えいただき、ご理解を賜れば、そこに新たなる道が開けるのではないかと」
天璋院「新たなる道」
家茂「はい」
天璋院「あなたは、日に日に、大人になっているのですね」
天璋院の元に、薩摩からの書状が届く。
天璋院「わたくしに薩摩へ帰れと…」
そして、久しぶりに、今和泉島津家の場面となりました。
天璋院の兄、島津忠敬(岡田義徳)が、今和泉島津家の当主となることになる。忠敬と母・お幸(樋口可南子)に挨拶をする小松帯刀(瑛太)とお近(ともさかりえ)夫妻。
揺れる天璋院の心。
天璋院「家茂様も公方様として、立派にご成長された。和宮様も大奥にお入りになる。姑など、余計なだけかもしれぬ」
しかし、滝山(稲森いずみ)は、書状は老中たちが書かせたものだという。
滝山「こたびの縁組で、天璋院様は帝の妹君、和宮様の御姑となられます。しかし、天璋院様のご身分は…」
天璋院「低すぎるというのじゃな」
滝山「恐れながら」
天璋院「それは、わたくしが、薩摩の分家の出であるゆえか」
滝山「分家、本家の別ではなく、そもそも、武家が」
天璋院「そうか、そういうことか」
そして、老中・安藤信正対馬守と対面する。
安藤「お、お帰りにならない?」
天璋院「断じて帰らぬ。薩摩にはそのように返事をしてもらいたい」
安藤「はぁぁ、しかし」
天璋院「確かに、己の出自を思えば、和宮様の姑としては、身分が低すぎるといわれても仕方があるまい。しかしそれゆえに、わたくしを薩摩へ帰そうとしたそちたちの、なんと愚かで情けないことか。このままで家茂様が、朝廷から和宮様をお迎えしたらどうなるか、いかなるあしらいを受けるのか。それが気がかりな上は、薩摩はおろか、どこへも行けはせぬ。ただ、ひとつだけ礼を言う」
安藤「礼?」
天璋院「わたくしは、亡くなられた上様と約束を交わしておってのぉ。徳川将軍家を守り抜くとの約束じゃ。こたびのことがなければ、あやうくそれを忘れるところでおった」
安藤「しかしながら天璋院様」
天璋院「対馬守。幕府の人間としての誇りを持て。それを忘れたら、おしまいぞ」
場面が変わり、お守りを見つめている天璋院。
滝山「それは?」
天璋院「薩摩にいた頃、大事な友と取り交わしたものじゃ。このお守りに誓っておったのじゃ。薩摩に帰るなど、もう決して思わぬとな。そして、恥じてもおった」
滝山「恥じる?」
天璋院「一瞬でも、心が揺れた己をな」
滝山「それほどに思いがお強いのでございますね。薩摩への思いが。そうせねば、抑え切れぬほどに」
ここで、薩摩を描いた掛け軸を見ているところから、意を決して、ぱっと振り返る天璋院が良かったです。
天璋院「さあ、忙しゅうなるぞ。和宮様をお迎えする支度じゃ」
京では、
和宮(堀北真希)「こたびの婚儀、わたくしがお受けいたしましたのは、お上から授かったお役目のため、日本国の太平を開かんとするためじゃ。わたくしは、そのお役目を果たすべく江戸へゆく。その旨心して、わたくしを支えよ。それと、わたくしは江戸に下っても、慣れ親しんだ御所の習いを改めるつもりはない」
観行院(若村麻由美)「支度も万事、御所風で整えるように」
庭田嗣子(中村メイコ)「京は千年の都。たとえ江戸に下りましょうとも、都人としての誇りは、固く貫く覚悟でございます。武家のしきたり、慣わしなど、一切、聞く耳持ちますまい」
来週のストーリーは、これはまた、凄いですね。日曜日が待ち遠しいです。


